採用情報:公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

INTERVIEW 02

プロスポーツの最前線で、自ら道を切り拓いていく

アカデミー育成
深野 悦子

Chapter 01

大企業かJリーグか、直感で選んだプロスポーツの世界への挑戦

大学はスポーツ科学を専攻しましたが、今思えば大学選択の時から自分の人生には「スポーツ」がテーマとしてあったんだと思います。いざ卒業後の就職先を決めるタイミングになり、安定した大企業と、当時はほとんどなかったプロスポーツへの就職とで迷いました。前者はいつでも経験できそうな気がして、開幕間もないJリーグは今しかないと思い、最後は直感で決めました。

Chapter 02

多くの人と関わりながら、未来のスターを育てていく

フットボール本部の育成部に所属し、若い選手を育成しているJリーグ各クラブのアカデミーをサポートする仕事をしています。いわゆるオフィスワークが主な仕事にはなりますが、各クラブ、関連団体、お世話になっている企業様など、多くの方々と関わります。また直接試合に出向いたり、試合運営に携わったり、現場に出る機会も多いです。

Chapter 03

「世界」を考えるキッカケとなった外国人審判員の受け入れ

かつて運営部(現競技運営部)に所属していた際、審判業務を担当した時期がありました。今まで全く知ることのなかった審判の方々の日頃の努力を垣間見たり、外国人審判員の受け入れを行ったりなど、全てが印象に残っています。その中でも旧ユーゴスラビアの内戦が激しかった頃、FIFAワールドカップで何度も主審を担当されたゾラン・ペトロヴィッチ審判員を、Jリーグとしてファミリーで日本に受け入れました。住居やお子さんの学校、給与の支払いなど、日本での生活に必要なあらゆるサポートを行いましたが、日本にいながら世界を考える機会となり印象深かったです。またそのサポートを行ううちに、門前の小僧状態だった私は、その後自分自身が国際主審となり、FIFA女子ワールドカップの舞台に立つことになりました。今振返っても、すごい出来事だったなと思います。自分がやりたいと思えば、道は拓けます。Jリーグの組織自体はコンパクトですが、スポーツの最前線に位置し、世間や世界の状況を真正面から受けて対応していきます。リーグ組織自体もどんどん変化していくため、とても刺激のある職場です。